中山星香
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この項目では、漫画家について記述しています。アイドルの同名の人物については「中山星香 (アイドル)」をご覧ください。

なかやま せいか中山 星香
本名中山 玲子[1]
別名義矢吹 れい子[2]
生誕 (1954-03-06) 1954年3月6日(70歳)[1]
日本岡山県倉敷市
職業漫画家
活動期間1977年 -
ジャンル少女漫画
ファンタジー漫画
代表作『花冠の竜の国』
妖精国の騎士』など[1]
受賞第37回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞(2008年度『.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}妖精国(アルフヘイム)の騎士』に対して[3]
公式サイト ⇒漫画家中山星香のHOMEPAGE Nerimador House
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中山 星香(なかやま せいか、1954年昭和29年)3月6日 - )は、日本漫画家岡山県倉敷市出身、東京都練馬区在住、血液型はA型[注 1]
矢吹れい子名義で『初代・日ペンの美子ちゃん』を執筆していたことでも知られる[2]。実兄は、同じく漫画家の中山蛙。ペンネームは実家の「中山青果」に由来する[4]。日本の少女向けファンタジー・コミックの開拓者であり、第一人者である[5]。「日本漫画家協会」・「ぐるーぷANTI 」の2団体に所属している(2023年時点[注 2])。
経歴

岡山県岡山市生まれ、倉敷市に育ち、小学生の頃から兄から漫画の描き方を教わる。岡山県立倉敷青陵高等学校卒業後に上京、飯塚よし照の“猪まんがスタジオ”に入社[6]。猪まんがスタジオが受注した仕事のひとつに、通信教育「現代ボールペン習字講座」の広告漫画執筆があった。漫画家としてプロデビュー前だった中山は“矢吹れい子”名義で1972年(昭和47年)から1977年(昭和52年)[注 3]まで『日ペンの美子ちゃん』を執筆した[6][注 4]1975年、同スタジオを卒業[2]

また、和田慎二らの同人誌「あぴいる」に参加。1975年(昭和50年)に『高二時代』(旺文社)に「窓からこんにちわ」を掲載。『りぼん』『花とゆめ』などにも投稿した。

月刊プリンセス』の漫画スクールに投稿したところ、編集者の目に止まり "ショート・ストーリーのコメディーを描いてみないか" と誘われて24頁の作品を仕上げ、1977年昭和52年)、秋田書店別冊ビバプリンセス 4月25日春季号』に『ヤーケウッソ物語』が掲載され本格デビュー[注 5]
続いて『月刊プリンセス』でファンタジー作品「はいどうぞ!」「ファンタムーシュ」や、学園ラブコメディ「聖祈苑へようこそ!」などを連載。デビュー当時は、少女向けコミックの世界では読者も編集者も「ファンタジー」という形式を読み解くリテラシーがなく、中山が温めていたハイ・ファンタジーのアイデアは、最初『ヤーケウッソ物語』「はい どうぞ!」などのギャグコメディ作品のキャラクターとして世に出され、その後本格的なハイ・ファンタジー作品を連載した[5]北欧神話ケルト民話J・R・R・トールキンなどの影響の濃い作風で、独自の世界観に基づくハイ・ファンタジーの分野を少女漫画において開拓した。

代表作は、『月刊プリンセス』誌上において16年以上にわたり連載された、「妖精国(アルフヘイム)の騎士」(2005年平成17年)1月号より『プリンセスGOLD』に移動・掲載された)。この作品はライフワークとしている『三剣物語』(みつるぎものがたり)の第三部に相当する。秋田書店や作家本人によって宣伝文句の一つでもあった、いわゆる“Nonstop連載”「妖精国の騎士」本編が、2006年(平成18年)10月16日発売の ⇒『プリンセスGOLD』2006年11+12月号(通算238話)にて完結となった。

2007年(平成19年)4月に刊行された「妖精国の騎士」文庫版27巻にて雑誌掲載+数ページ加筆がなされ、本編には『プリンセスGOLD』誌掲載版とコミックス54巻版と文庫27巻版の3種類の完結が並行して存在している事になる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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